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後期高齢者医療制度と介護の将来

医療費や介護費削減のために健康寿命を延ばすことを意識しよう

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健康寿命を延ばそう

高齢者の健康寿命をできる限り延ばすことは、医療や介護にかかる費用を削減し後期高齢者医療制度を持続可能な制度とするためにも重要なことです。

           健康寿命を延ばそう

健康寿命とは

健康寿命は「心身共に自立し、健康的に生活できる期間」のことです。WHO(世界保健機関)は、「寿命を延ばす」という指標に「健康でいられる期間を延ばす」という指標も加えて健康寿命の重要性を示しています。健康寿命と平均寿命は一緒に語られることが多い言葉ですが、それぞれの持つ意味は全然違います。平均寿命とは「健康かどうかに関わらず人が生きた年数を統計的に表した数値」のことです。厚生労働省の統計によれば、2018年の男性の平均寿命は80.21歳、健康寿命は71.19歳でした。同年の女性の平均寿命は86.61歳で健康寿命は74.21歳です。

適度な運動を日常に取り入れる

健康寿命を延ばすために誰もができることは、健康的な日常生活を心がけることです。身体に負荷をかけすぎない適度な運動は、高齢者の健康促進に役立ちます。生活習慣病予防には男性で1日9,000歩、女性で8,000歩を目標にするといいといわれています。歩くための時間を設けるのが難しいなら、自宅や外出先でなるべく階段を使うなど日常生活の中で歩く時間を増やすといいでしょう。以下に健康寿命を延ばすためにできる運動習慣について役立つ情報が掲載されているサイトを紹介しますので参考にしてください。

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食生活を見直してみることも重要

生活習慣病予防のために推奨されている野菜の摂取量は1日350gです。野菜炒めにすれば1日分の野菜の多くをまかなうことが可能で、温野菜やスープなどにすれば生野菜より楽に多くの野菜を食べることができます。無計画に野菜を摂取するのではなく、ビタミンやマグネシウム、亜鉛など、健康寿命を延ばすために摂取したい栄養素を取り入れた食生活を意識しましょう。「健康寿命が延びる!長寿食材で健やかな毎日」という記事では、高齢者の健康的な食生活に役立つ情報が紹介されています。

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社会活動にも積極的に参加して活力を高める

運動習慣や食生活を見直す、喫煙などの悪習慣をやめる、といったように生活習慣を根本から見直すのは健康寿命を延ばすために必要なことです。それらに加えて大切なのが、社会活動への参加意識です。地域のボランティア活動や趣味、学習など、生きるためだけの活動に適度な社会活動を加えることで、心身の健康状態をより良い状態へと引き上げることができるでしょう。無理なく楽しみながら健康的な生活を送り続けることは、健康寿命を延ばすことにもつながります。

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